気候の激しい変化でしょうか? 九州地方では例年になく大雨が続いております。7月も後半に入り、いつもより遅れてようやく梅雨が明けそうです。
今月はたくさんの取材があり、おかげさまで全国的に少しは知名度も上がったのではないでしょうか。その取材の中でも印象深かったものを今月は紹介したいと思います。
7月5日に写真家のアラーキーさんが撮影にいらっしゃいました。今からちょうど25年前の7月7日がアラーキーさんの結婚記念日で、その際に新婚旅行でいらっしゃった御花で撮影がしたい!とご本人の強い希望があって、今回の撮影場所に選んでいただいたようです。当日お昼頃、アラーキーさん・スタッフ・モデルさんたち総勢15名位が到着しました。お出迎えの挨拶はもちろん“お帰りなさい!”と“ただいま!”です。もちろんこれは、竹中直人さんによって撮影されたアラーキーさんの自伝映画『東京日和』のなかで、御花での新婚旅行の撮影があり、それ以来、度々、御花をアラーキーさんが訪れてくださっているので、ご本人にとっては“また来たよ!”というかんじでしょうし、私たちも“いらっしゃいませ”というより“お帰りなさい”という気持ちです。
今回の撮影は川下りの舟の上や、庭園で行われましたが、アラーキーさんは御花のロケーションのことはもちろんのこと川下りコースも熟知していますので、“こっちこっち!”と自分が先頭を切って皆を連れて行きます。舟着き場では船頭さんたちも“おっ、久しぶり!また来とったですか”といろんなところから声をかけられていて、アラーキーさんも“おう!また来よ”とずいぶん柳川に溶け込んでいました。とにかくアラーキーさんの仕事は速い。次々と撮影を進めていかれます。当日はあいにくの曇り空で風も強かったのですが、それがアラーキーさんにかかると“いい風だ。もっとふけ!”と楽しそうに撮影されていました。撮影後はもちろん思い出の部屋でお食事をされ、楽しんで帰っていただきました。ワーッと来てワーッと帰るアラーキーさんは、まるで台風のような方です。スタッフの方にも「昨晩、皆で映画『東京日和』を見て“御花に行くぞ!”と盛り上がっていたんですよ。」と言われ、とても嬉しかったです。
そしてもうひとつ。ご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、7月19日(土)放送された『いつでも笑みを!(朝8:30〜9:55 関西テレビ)』の『輝けイチバンめし!』というコーナーでゲストの西岡徳馬さんが、御花の「うなぎのせいろ蒸し」を選んでくださいました。今から約29年前、まだ西岡さんが文学座にいらっしゃった頃、御花を訪れ、そこで初めて食べたうなぎのせいろ蒸しが忘れられない、と今回また来てくださいました。撮影のときの西岡さんは本当に美味しそうにセイロを食べてくださって、あっという間に全部食べられてしまいました。この日は梅雨の間の中休みで、雨の予報は外れ、お天気にも恵まれました。
このコーナーは収録のビデオを流した後、スタジオで実際にその食事をするという設定になっていたので、前日からせいろ蒸し20人前を妹と二人で大阪まで運びました。当日は生放送の時間通りうまくいくか、皆さんに美味しく食べていただけるか、不安はたくさんあって緊張の連続でしたが、他のゲストの皆さんも本当に“美味しい、美味しい”と食べてくださいました。テレビ局のスタッフの方も「普通、放送が終わると皆さん“おつかれさま”といってすぐ席を立つんですが、今日はなかなか立ちませんね」と言われたように、カメラが回った後でも皆さん食べ続けてくださったので、とても嬉しかったです。放送終了後、西岡さんにお礼を言い、司会者の渡辺徹さんを紹介していただきました。渡辺さんは偶然にも先月、火曜サスペンスの撮影が柳川であり、実際御花でセイロを食べていただいていました。ご本人もそのことを覚えていらっしゃって「まさか、またここで食べられるとは思わなかったよ」と喜んで下さいました。
今月27日(日)は土用丑の日です。一人でも多くの人に御花のセイロを食べていただいて、元気に夏を過ごしていただけることを心より願っております。 |